緊急&予定帝王切開の経験談をリアルにまとめました。

帝王切開とは、何らかの理由で経腟分娩ができない場合に、開腹して赤ちゃんを取り出す処置のことを言います。
妊娠、出産においては予期せぬトラブルが起こることもあります。
そういったリスクを避けるための処置が帝王切開なんです。
私も1人目が緊急帝王切開だった為、2人目・3人目も帝王切開で出産となりました。
今回は私の経験も含めてまとめていきたいと思います。
※過激な表現もありますので、苦手な方は読み進めないようにしてください。
Contents
帝王切開の流れ
1.検査
超音波検査、ノンストレステスト、心電図、胸部レントゲン、血液検査、アレルギーテストなどを行います。
予定帝王切開の場合は手術前日に行うのが一般的です。
2.剃毛
傷口からの感染予防や、手術がスムーズに進むように下腹部に生えている毛を剃ります。
3.消毒
感染予防のために腹部を消毒します。
4.血管確保
緊急時に速やかに投薬や輸血ができるように、点滴をします。
5.移動
手術室へ移動します。ストレッチャーで移動する場合もあります。
6.麻酔
下半身だけの感覚がなくなる局所麻酔か、全身麻酔の場合もあります。
7.切開
医師のやりかたによってさまざまですが、横または縦に腹部を切開します。
8.赤ちゃん誕生
赤ちゃんが取り出され誕生となります。
9.後処置
胎盤の取り出し、縫合を行い終了です。
緊急帝王切開の経験談
※記憶があいまいなところもありますがご了承ください
私の初めての出産は難産からの緊急帝王切開でした。
もちろん陣痛が来て、力んで・・赤ちゃんが出てこないパターンです。
まず覚えているのが、医師が「帝王切開にしましょう」と決めてから同意書を書くんです!!
陣痛のさなか、旦那さんが同意書にサインをしていた記憶があります。
「早くしてくれ~泣」という感じでした( ;∀;)
陣痛は波があり、治まった時に歩いて移動しました。
手術台の上に上がり麻酔・・・手術と出産は無事に済みました。
ですがやはり緊急だったせいか予後が大変でした。
尿道に管を通すのがスムーズにいかなかったせいか産後のトイレが激痛・・・
小も大もです。麻酔も緊急だったため麻酔が切れた後はひどい頭痛でした。
ですが赤ちゃんは可愛くとっても元気で、つらいことも乗り越えることができました(^^)
予定帝王切開の経験談
2人目は予定帝王切開でした。1人目の帝王切開からは2年半が経過していました。
本当にスムーズに進み、すごく楽ちんだった記憶があります。
麻酔の後の頭痛もなく、トイレの時の激痛もなく、幸せな帝王切開でした( ;∀;)
予定帝王切開からの緊急帝王切開 の体験談
要するにまさかの展開です。
予定帝王切開の日取りも決まっていてのんびり過ごしていたある日、ちょうど予定帝王切開の1カ月前に陣痛が来てしまったのです。
病院に駆け込み、緊急帝王切開となりました。
麻酔も緊急だったため効きが悪かったのか、手術中、痛みに襲われました・・・
麻酔が効いているはずなのに陣痛が治まらないんです。
心臓もバクバクして正直、生命の危険を感じました。
「私もう、だめかもしれない」と。
ですが赤ちゃんは無事に出産となりました。
術後はガタガタと震えが止まらなかったです。麻酔が切れる時になる現象らしいです。
まさに壮絶でした。
がトイレ時の痛みはありませんでした!(^^)!
手術中に聞こえる心電図の音があるんです。ピピピーピピピーと血圧の低下(だと思います)を知らせる音なんですが、
年月が経ったある時テレビドラマの手術のシーンでその同じ音を聞いたときに、呼吸が荒くなりました。きっとトラウマになったんだと思います。
傷跡はどうなっている?
3回も帝王切開したんですから、それなりに残っています。
へその下10センチ弱といったところでしょうか。
目立ちます。
ですが子どもたちを出産した証となっています。
まとめ
出産はどんな場合であっても、大変だということなんですね。
ちょっとツラい経験ばかり書いてしまいました。気分を害された方もいるかもしれません。申し訳ございません。
ですがつらいことも長くは続かないんです。必ず終わりが来ます。
これは出産だけではなく何においても言えることですよね。
つらい経験があるからこそ今を大切にできると私は思います。
医療は進化しています。どうかご心配なさらずに。
これから帝王切開をされるかたが無事に出産できることを心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。